テトラポットの政

ひとりごと、ことばの新陳代謝

ロンドンは曇りでもハワイは晴れている

サマータイムが終わって、もはや四時半に日が沈むロンドン。 去年もこの冬を経験したとはいえ、 どよんとした日が続くと、 部屋から出る気も起きず、 アイディアも行き詰まってもんもんとしていた。 マツダミヒロさんの夏のビジネスコースを受講して、 最初…

つぶされるな

あの人が言った 恋愛に気をつけろ と 若い頃の判断で結婚はするな と。 恋愛をして 結婚をして 潰された才能を俺はたくさん知っている だから、 そうなってほしくない と。 あの人の言うことは、 たいていにおいて 今まで正しかった。 そのときはいくら耳が…

すきとしごと

昔よく聴いていた歌を聴いた そのとき描いていた絵を思い出した 夢中に、 時間も忘れて、 やりかたも分からないまま でも楽しくて 夜遅くまで 今、 それを仕事にした今 そんな気持ちで描いているだろうか つくっているだろうか 時間も忘れて ただのわくわく…

自分のあたま?

ハウツーを読むんじゃなくて、 自分の頭で考える事。 でも自分の想像力の限界も同時に感じる 誰かと話したり、そういうきっかけも大事。 どこまでが誰かが言っていた事で、 どこが自分が考えた事か っていうのを認識するのも大切そう 大量に情報を流し見てい…

MA 5月 JCT

分かれ道にいる。 どっちに行こうと、死ぬことはないし、 先をすすめば、また、曲がれる道はあると思う。 でも、この 分かれ道に立っている感覚が好き。 たいてい、ひとつは想像できる未来で もうひとつは先が想像できない道。 どの場所にたどり着いても学ぶ…

架空の人物像

決めつけられるのが嫌い。 こういう人でしょ? って言われると、気分が良くない。 わかってくれるのは嬉しいし、 わかってくれようとするのは嬉しいし、 でも それとはちょっと違う こういう人ってたいていこうだよね、 っていう、その人の経験上のなかでの…

小学生の私と、魔法の言葉

まだ数回しかしゃべったことない教授に インターンをやりたいって相談をしたくて その人が一番話しやすそうで 声をかけた。 インターンするの初めてで 日本ですらやった事無くて どうしていいかわからなくて この事務所はすごく 有名だってわかっているので…

NOT FOUND

6、7年くらい使っているこのiPodに入っている 曲の大半を未だにしめている、 ミスチルを 好きになったきっかけの彼 まだMDを使ってた中学一年生のときの話で その人とはこれからの人生で再び交わることも ないだろうと 私が思い出すことも、その人が私を思…

おにぎらずが秀逸

おにぎらずが流行っているのが好き。 個人的に、心の中で大絶賛。 パンケーキとか、 特別なスイーツとか、 どこかに食べにいくのがメインの食事じゃなくて、 作る、っていうベクトルで流行っているのがすき。 簡単で、見た目も良くて、美味しいし、 中に入れ…

終りのうた

満開のさくらが土手に咲いている 晴天のすこし肌寒い日 突然つよい風が吹く 目も開けられないくらいの北風。 目を開けると花びらが一面に舞っている それが土に触れる前にまた 浮かぶような風が、今度は南から、優しく吹く いくら風が吹いたって枝から花は奪…

土曜のチェロ

彼の奏でるチェロが一階から聴こえる それに重なる女性のヴァイオリン 音はぴったり寄り添っていて、 組木細工でつくられた精巧なテーブルのよう 曲の名前はわからない のびのびと育った花があふれる小さい庭に置かれた 気取らない椅子に座ったときに頬に当…

博士号を取るなら恋愛学がいい

好きなことを仕事にする、のと 好きな人と結婚するのと、 なにが違うんだろう 好き、なことは、まだ知らない何かがあって、 得体の知れない魅力があって、 本能がときめいて、 時間を忘れるような、そんなこころのうごき 理性で好きとか、得意だからとか、そ…

最高より最適

初めてお茶のお稽古に行った。 やりたいなとぼんやりしていた事のひとつで、 友人との出会いもあり、 今やらなかったら、ずっとやらない気がして 参加した。 「最高のことをやるか、最適なことをやるか」 0か100で何かを考えている事が多かった。 やる前…

やわらかい芽に雪

会いたい、 って言ってくれた人が違う国に行ってしまった しかも一度しか会えずに。 今気になっている人も、 もうすぐ日本へ帰ってしまう。 さみしい けど すぐにその花を知ろうとしないで、 冬の雪の下に眠った芽を待つみたいに 静かな時間を掘り起こさずに…

それはそれであり

スマホが壊れて、 もろもろのはけ口になっていたインスタグラムが 使えなくなった。 おちこみとか、もやもやとか、 誰か友人に直接ぶつけてもどうにもならないことを、 でも自分の中だけでは消化できないことの バランスを取っていた外と内の間 離れてる友人…

カタツムリの膜

自分の感覚、というものがここに鮮やかにある。 日本語でならその感動を、不満を口に出来るものが、 英語だとそうはいかない。 いくら言葉が口をついても、それはそのまま心の声じゃない だから、心にたまっていく 悪い意味でストレスのときもあるはずだけど…

種蒔き

恋愛の種だと思って蒔いたものが、 ひょろひょろで上手く花をつけなかった でも、しばらくほうっておいたら、 とても立派な葉っぱをつけていた 気づいたらそれは尊敬の種で、 期待していたその花ではなかったけれど、 刺激とモチベーションを与えてくれる と…

めも

美味しい食べ物は、貪欲さを消す 満足感はからだにしあわせを呼んで、 他のことで満足しようとする勢いをゆるめる 人種とか、文化とか、民族性とかよりも その人の気遣いが、本当にその人を作っているきがする。 すごく気が利くとか、社会性があるとか、特別…

ハルキムラカミ

慣れてきた。 でも週末日本語で過ごすと すぐにまた英語がどこかへ 行ってしまう。 昨日友人が村上春樹をロンドンで見たらしい。

家の中

どこにいても、自分は自分でかわらなかった。 別の国に来たからといって、変身する訳はなかった。

ハイハイメソッド

赤ちゃんのようにまなぶ。 ゼロから、出直す。 自分を制限してるのも、 自分を守ろうとしているのも、 自分。 さらけだしてみる。 分からなかったら質問をして、 自分の考えたことを話して、 間違っていても、 ばかみたいでも、 笑われても、恥をかいても、 …

out of order

SPEAK IN ENGLISH, CHAT IN ENGLISH, THINK IN ENGLISH, and then, negative words in your Japanese mind will be out of order.

Mind the gap

Who cares? I care. Anyone else? At least, I. Not AT LEAST, only I. Use your language carefully. Your language leads your mind. Mind the GAP! I care how people feel about how I eat, what I say and what I make. It doesn’t mean that people ca…

ハミダシマシテ

分刻みで入れたスケジュールを、 分刻みでこなさないから、 予定がはみでる。 良くないけれど、 そこで淘汰される 優先順位の、予定調和

課さずやさしく

昔は、走るのが嫌いだった 足遅いし、 たいていビリだし、 いくら頑張っても抜かれていく徒競走は 楽しさも何もなかった 今は 自分の走りたいときに、 体と呼吸しながら折り合いの中で走る いやなら止まれば良いし、 歩いたってかまわない 自分を甘やかしな…

オレンジ色の闇

テトラポットがこわくなかった 島に行って、夜、 オレンジ色の街頭が一本だけ立つ 小さな波止場に 缶ビールを持って友人たちと腰掛けた フナムシが海から這い上がって来て、 その彼らに光を当てて、 透き通ったエビみたいな体と 意外と可愛いつぶらな瞳を見…

冷静なアヒージョ

恋は私にとって大きすぎて、それに呑まれる 恋は一人でしていて、 恋愛は二人がいて成り立って 愛は何人でも構わない どうしてあの人を好きか、 ことばで説明をしたところで、 一番感情に近い欲求は何も語ったことにはならなくて ぐっちゃぐちゃに、自分のも…

昼泣き

夢で号泣しても、 起きるとたいてい泣いてはいない。 昨日までのゼミ旅行に疲れて昼の二度寝。 場所は大学 なにか大切なプレゼンテーションの前日 作品をセッティングしていて、 自分の作品が気に入らない ださい、ありえない 夢だから、なんでそれを作った…

友とフローな休日と

デザイン、夜の公園、土曜 恋愛と医学、新宿南、日曜 人生と仕事と恋愛、丸の内、月曜 人と会いたさと会いたくなさの中で、連日の外出。 真剣に生きている友人たちがいて、違う道があって その話を時間を少しだけ共有する 目的のないフローに あたまがパンク…

思い出さないでおく

夜に、ずっとなやんで 落ち込んで、でも朝起きてみると どうして落ち込んでたんだっけなと思う だから、詳細は思い出さないでおく