テトラポットの政

ひとりごと、ことばの新陳代謝

課さずやさしく

昔は、走るのが嫌いだった

足遅いし、

たいていビリだし、

いくら頑張っても抜かれていく徒競走は

楽しさも何もなかった

 

今は

自分の走りたいときに、

体と呼吸しながら折り合いの中で走る

 

いやなら止まれば良いし、

歩いたってかまわない

自分を甘やかしながら走る

 

誰も、走れ、って言わないから、

やりたいように走る