テトラポットの政

ひとりごと、ことばの新陳代謝

つくりたいっていう子どもをたたきのめさないで

やりたいことって、

難しく考えずにみつけると

工作

カードとかつくり始めると気分転換だったのに

気づくと1時間経って

2時間に成る手前でさすがにやめようってやめるけど

幼稚園の時からきっと変わらないのはこれ

 

カードを作ったりラッピングしてる時

やー喜んでくれるかなあ

ってにやにやしながらつくる

お返しとか期待してない

そのひとらしい紙や色やもようをえらんで

描いたり切ったりしている時が

一番しあわせにすごしてるだろうな

 

仕事と成ったら

それがどう思われるか考えながら

難しいコンセプトを書き直して

筋道の狂ってる部分になやんで、

結局それって

あたまでつくろうとしてるものが理路整然と用意してみた道を

やだーやっぱつくりたいー

っていう感情がその道をちゃんと歩かずに

ずてー

びよー

っていいながら寄り道しながら周りの雑草を踏み倒していくから

道をつくった頭はあわてて

ちょっとおちつけよ

ってなって、正座させる

ちょっとそこすわってな、って

 

つくりたいっていう幼稚園からの

きもちが、頭と同じ年齢になれるわけない

でも、楽しく生きたかったら

頭のほうが、その感情のほうの気持ちを分かってあげながら

どうやってうまくやっていくかって

考えてあげてあげたほうがやさしさだよね

 

打算無く

やりたいことやれっていわれたら

今これやんなきゃとか

言われなかったら

なに触りたいか

ガラス

 

いくらまわりがまだ若いじゃないといっても

わたしは私と一体化していて

そんなに客観的に見られないから、

「でも

やらなきゃいけないことが

たくさん

あるんです」

っていいながら厳しめに

急がしめに

身体を持ったまま走り去る