水分はしゃべろうとします
誰かに見られていると思って書く文章、顔のわかる「誰」に見られていると思って書く文章、
そういう文章以外だと私はなにを書くんだろう
いつかどこかで誰かに見せるための文章でもないとしたら、
自由に描いていいよ、って子どもに言って子どもが困ってた
なにをつくったの?
と訊いて子どもが わからないと答える
そうか、わからないんだ
そうかそうか
わからなくてもいいんだよ、ってこころから言ってあげられるくらいの心の余裕がまだわたしにはなくて
わからなくてもいいなんてことはとうにわかっているのに、
だから同じように
自由に書いていいよって自分に言ってみる
なんにも気にせずに、好きなように、書いていいんだよ
ただし、自分の言葉で書いてごらん