テトラポットの政

ひとりごと、ことばの新陳代謝

テトラポットの政

テトラポットがこわい。

いつからかは分からない。

死んだロボットが海に打ち上げられたように

何か死んだものに見える。

そして生きているものに見える。

きっといつからかテトラポットが意思を持って

人間を潰しにかかるような

そんな不安感を抱えながら

テトラポットを眺める。

 

自分がつくるものは、

テトラポットのようではいけないと

思っている